
私たちをとりまく健康診断は、本当にたくさんあります。
たとえば、お腹の赤ちゃんのの健康状態をみる妊婦健診にはじまり、子どもの健診、職場健診、特定健診など。人生の全過程において健康診査が行われています。

これらの健診は、健康上の異常や疾患の早期発見・早期治療により、重症化や後遺症の防止に役立つことができています。健診の結果を上手に活かすために、次のことを心にとどめておきましょう。
- 加齢に伴い少しずつ変化するのはあたり前のこと。
- 健康な人でも、健診の基準から少し外れることはあります。
- 検査値が規準内だとしても、毎年の変化が大きいときには、生活習慣を見なおす。
- 健診の基準から大きく外れたときや、毎年のように基準外のときには精密検査を受けます。
- 検査値に関わらず、気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。

一般的に、健康診断や人間ドッグの検査は、ある特定の病気の発見というよりは、将来かかるおそおれのある病気の予防や、早期発見を目標にしています。
詳しい検査をしたい場合は、健康診断ではなく、医療機関での検査をうけるようにしましょう。
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