尿酸値の高い値がつづくと、痛風や尿管結石、腎臓病などを引きおこします。

尿酸とは?
尿酸は、タンバク質の代謝で生まれた老廃物を、休外へ出すはたらきをします。尿酸そのものに抗酸化作用があり、ストレスからからだを守ります。
尿酸(UA)の診断基準
尿酸(UA)の正常範囲
男性 3.6~7.9mg/dl
女性 2.6~5.9mg/dl
高尿酸血症:7.1mg/dl以上
尿酸と病気との関係
尿酸値が高すぎると、 痛風や尿路結石になることがあります。高血圧、腎障害、 心血管系疾患の原因になるともいわれます。
尿酸値が低すぎると、多発性硬化症、バーキンソン病、 アルツハイマー病、 視神経炎をおこしやすいとも言われます。

尿酸のメリット
一方で、尿酸にはよいはたらきもあります。 ビタミンCよりも強い抗酸化作用があるのため、 ストレスで生じる老廃物の解消、神経系の保護、 発がんの抑制につながります。
水分不足やストレスを防ぐことがポイント
水分不足やストレスが重なると、尿酸値が上がり、痛風発作や尿路結石を発症しやすくなります。
また、真夏は汗をかいて体内の水分が少なくなり、尿酸値が上がりやすいことがあります。

なかには強い運動で尿酸値があがっていることがあるので、トレーニングや運動のレベルを下げてみるのもひとつです。
また、仕事などのストレスも尿酸値の上昇につながります。
痛風は生活習慣の改善が必要
水分摂取を心がけ、 アルコールの飲みすぎと太りすぎを防ぐことで尿酸値をコントロールしやすくなります。日常生活を見直しましょう。
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