白血球は外敵からからだをまもる成分のことです。細菌性感染や、大きな病気の発見の手掛かりとなります。

白血球数(WBC)とは?
白血球は細菌などから身体を守るものです。喫煙やストレスでも高くなります。
白血球数(WBC)の正常範囲
白血球数 3300~8600/μl

白血球の種類とはたらき
白血球は、病原体とたたかう血液中の免疫性細胞成分の総称です。
捕らえた細菌を体に知らせるマクロファージや、細菌とたたかう好中球、寄生虫に対処する好酸球、そしてがん細胞やウイルスとたたかうリンバ球などが含まれます。
白血球のなかでは、好中球が占める割合が約3分の2と最も多く次にリンバ球が約3分の1を占めています。
白血球と病気との関係
白血球数のふえると、細菌性の感染症や白血病などが疑われます。ただ、ウイルスやマイコプラズマ感染の初期の段階では、白血球が増加しない場合が多いと言われます。
一方、白血球数の減少は、再生不良性貧血が原因で引き起こされる場合があります。 また、 がんの治療による副作用などで白血球が減ることもあります。
白血球数の改善のためのアドバイス
感染症を防ぐために、体をきれいに保つことが大切です。たとえば入浴、歯みがき、うがい、禁煙で白血球数の正常化につながります。 カゼなどの疾患が原因となっている場合には、もとになっている病気の治療をします。
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