
ヘモグロビンは赤血球の赤い色素です。 赤血球の中にある鉄分の量をあらわし、貧血の検査をするときの指標となります。
血色素量(ヘモグロビン値)とは?
赤血球の中にある鉄分の量です。酸素の運搬能力を示します。

血色素量(ヘモグロビン値/Hb)の診断基準
保健指導の値
男性 12.1~13.0g/dl 女性 11.1~12.0g/dl

ヘモグロビンのはたらき
肺で酸素と結合し、体中に酸素を届けるはたらきをします。
MCHと病気について
ヘモグロビンと赤血球数の比を、MCHといいます。
男女ともに、ヘモグロビンとMCH(赤血球数の比)が高すぎると、脱水や多血症の危険があります。 多血症では血液の粘度が高まり、血栓ができやすくなります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
一方で、MCHが低すぎる場合は、溶血性貧血などの病気の可能性があります。
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