グルタチオンはアミノ酸のひとつで、身体のさまざまな酵素を助ける仕事をしていますが、加齢によって減少していきます。
さらにグルタチオンは、細胞の老化やがんを防いでいます。脳神経細胞にもはたらき、イライラ感や抑うつから守ってくれています。
グルタチオンの解毒作用

グルタチオンは肝臓に多く存在して、からだに入り込んだ有害な物質を無害にし、排出します。
脳においても、神経膠細胞(グリア細胞)を解毒し、脳神経が毒物の影響を受けないようにしています。これは、うつ症状やイライラ、さらには統合失調症にも有用とされています。
紫外線ダメージも防ぐ

グルタチオンは肌の新陳代謝を活発にします。グルタチオンにより、シミの原因のチロシナーゼの活性を抑制し、メラニンの沈着を防ぎます。
皮膚科でも使用されている
グルタチオンは、アレルギー性皮膚炎によるかゆみ、湿疹や、美白効果のためにも使用されています。
その他のグルタチオンの効果一覧
- 白内障の進行防止
- 肝障害予防(アルコール性肝障害ふくむ)
- レビー正体認知症
- パーキンソン病
- 体内でビタミンCをたすける
- 老化防止 など
グルタチオンを多く含む食品

グルタチオンはレバー・肉類、小麦胚芽、アボカド、キウイなどに多く含まれます。グルタチオンは3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)が結合したもので、日本では医薬品として販売されています。