適度な塩分は大切。神経の興奮をやわらげるナトリウム

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ナトリウムは、細胞内外への栄養素やさまざまな物質の移動をたすけます。ナトリウムのバランスが崩れると、細胞が破壊されるなど、生命維持に支障をきたします。



ナトリウムの大切なはたらき

ナトリウムは細胞内外の水分や栄養の運搬に欠かせません。たとえば、腸内でのブドウ糖などの吸収にも関与します。その他、筋肉や神経の興奮を和らげたり、からだを弱酸性に保つはたらきもあります。

弱酸性について。からだのpH(ピーエイチ、もしくはペーハー)

人間の体液は、平均pH 7.35~7.45くらいです。

pHは7.0が中性で、これより低ければ酸性。高ければアルカリ性といいます。人の身体は弱酸性に保たれており、酵素のはたらきや、ホルモンのはたらきに関わっています。

多量の発汗により消化や精神に影響する

発汗によりナトリウムは急激に不足します。たとえば1時間のウォーキングで400mlの発汗があれば、ナトリウムは0.3gが喪失します。運動時や炎天下のもとでの水分補給は、1000mlの水に対して3g以下の食塩を混ぜるようにします。

ナトリウムが長期にわたって不足すると、食欲不振や胃酸の減少、さらには精神不安や倦怠感などの精神症状もおこります。急激なナトリウムの欠乏は、めまいや、意欲減退、失神などが起こることがあります。

ナトリウムの摂りすぎに注意

ナトリウムの過剰摂取は、がんや高血圧などの生活習慣病や、月経前緊張症(むくみ、精神不安などの症状)の原因になります。

高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期は症状があらわれにくいのですが、悪化すると脳の症状(頭重感、頭痛、耳鳴り、吐き気や嘔吐、手足の脱力、しびれ、うまく話せない、意識障がいなど)、心臓の症状(動悸、息切れ、不整脈、息が苦しい、手足のむくみ、咳)、腎障害、視力低下などがおこります。

日本人は食塩を摂りすぎる傾向があります。1日の食塩摂取量は多くとも10g以下にしましょう。治療中の人は、医師の指示に従うようにします。

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